RC造のDs値

RC造のDs値

柱、梁の部材種別

柱及びはりの区分 柱及び
はりの
種別
部材 柱及びはり はり
条件 破壊の形式 ho/D σo/Fc Pt τu/Fc τu/Fc
せん断破壊、付着割裂
破壊及び圧縮破壊その
他の構造耐力上支障の
ある急激な耐力の低下
のおそれのある破壊を
生じないこと。
2.5以上 0.35以下 0.8以下 0.1以下 0.15以下 FA
2.0以上 0.45以下 1.0以下 0.125以下 0.2以下 FB
- 0.55以下 - 0.15以下 - FC
FA,FB又はFCのいずれにも該当しない場合 FD

h0 : 柱の内法高さ
D : 柱の幅
σ0 : Ds算定時に柱の断面に生じる軸方向応力度
Pt : 引張鉄筋比
Fc : コンクリートの設計基準強度
τu : Ds算定時に柱、梁の断面に生じる平均せん断応力度

耐力壁の種別

耐力壁の区分 耐力壁
の種別
部材 耐力壁 壁式構造以外の
構造の耐力壁
壁式構造の耐力壁
条件 破壊の形式 τu/Fc τu/Fc
せん断破壊、その
他の構造耐力上支障の
ある急激な耐力の低下
のおそれのある破壊を
生じないこと。
0.20以下 0.1以下 WA
0.25以下 0.125以下 WB
- 0.15以下 WC
WA,WB,WCのいずれにも該当しない場合 WD
Fc : コンクリートの設計基準強度
τu : Ds算定時に耐力壁の断面に生じる平均せん断応力度

部材群としての種別

  部材の耐力の割合 部材群としての種別
(1) γA≧0.5 かつ γc≦0.2
(2) γc<0.5 (部材群としての種別がAの場合を除く)
(3) γc≧0.5

各階のDs

  柱及びはりの部材群としての種別
A B C D
耐力壁の
部材群と
しての
種別
A 0<βu≦0.3の場合 0.3 0.35 0.4 0.45
0.3<βu≦0.7の場合 0.35 0.4 0.45 0.5
βu>0.7の場合 0.4 0.45 0.45 0.55
B 0<βu≦0.3の場合 0.35 0.35 0.4 0.45
0.3<βu≦0.7の場合 0.4 0.4 0.45 0.5
βu>0.7の場合 0.45 0.45 0.5 0.55
C 0<βu≦0.3の場合 0.35 0.35 0.4 0.45
0.3<βu≦0.7の場合 0.4 0.45 0.45 0.5
βu>0.7の場合 0.5 0.5 0.5 0.55
D 0<βu≦0.3の場合 0.4 0.4 0.45 0.45
0.3<βu≦0.7の場合 0.45 0.5 0.5 0.5
βu>0.7の場合 0.55 0.55 0.55 0.55
βuは耐力壁の水平耐力の和を保有水平耐力の数値で除した数値